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帰ってきた雑ぴん愚日記


すっかりフィギュアのことばかり書いてますが旅行も好きさ
by miyabin-k
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DVD『SAW』をSAW(見た)~

DVD『SAW』をSAW(見た)~_d0046693_1252642.gifいやはや。凄い話を考えつく人がいるもんですね。
・・といっても現在公開中の2の話でなく、今さらながら『SAW1』の話ですが。

【amazon.co.jpよりレビュー】老朽化したバスルームで対角線上に倒れていたふたりの男ゴードンとアダム。その間には自殺死体が。足を鎖でつながれた男たちに与えられたのは、テープレコーダー、一発の弾、タバコ2本、着信用携帯電話、2本のノコギリ。犯人から告げられたメッセージは「6時間以内に相手を殺すか、自分が死ぬか」。犯人はジグゾウ。警察に追われている連続殺人鬼。彼がこれまで犯した犯罪とは・・・そしてふたりの運命は・・・。

既に5回見た(笑)と言う友人が「とにかく1回見て」と何度も言うので、「じゃあ見てみっか」と、たいした心構えもなくのほほんと見始めたんですが、見終わってみて、正直う~~んと唸らされてしまいましたよう。
これがデビュー作だという監督のジェームズ・ワン、脚本も担当した主演の(1人)リー・ワネル、いや。たいしたモンです。冒頭シーンからラストまで108分、最初から最後まで、ほとんどの舞台はバスルームという、閉塞的な映画にも関わらず、外部で起こっている事件や過去のエピソードをふんだんに盛りこむことで、物語のスピード感がまったく衰えないんですよねえ。

映画自体の出来は、中盤の荒っぽさが少々目立つんですが(これも計算かも・・)、畳みかけられる謎と、ザクっと切られて血と悲鳴という「ソリッドスリラー」のお約束、そしてあの仰天のラストシーンには、もはや一種爽快感さえ覚えたワタクシです。(内容は全く違いますが、『ハサミ男』(殊能将之著)を彷彿とさせるミステリですな・・)

まあとりあえず、監督のジェームズ・ワンと、リー・ワネル、ラストシーンで『してやったり』なんだろうなあ。途中まで見てこのラストを思いつく奴がいるか?という観客への挑戦状なんだろうなあ・・ とか思って、なんだかこっちまで嬉しくなってしまいましたよ。(←勝手に監督・脚本家目線で楽しんでたらしい・笑)

久々になかなか見ごたえのある映画でございました。スリラー体験&謎解きをしたい方、ぜひ。 (・・映画としてより、ミステリ作品としてのススメ)

  
by miyabin-k | 2005-11-09 01:21 | TV・映画・音楽
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