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帰ってきた雑ぴん愚日記


すっかりフィギュアのことばかり書いてますが旅行も好きさ
by miyabin-k
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ルーブルでダヴィンチの謎を解・・(5)

さあ、ついに舞台は移って決戦の地・パリですよ。
ここからのオレとTちゃんの旅のメインは買物とグルメ、そう。誰が何といおうと買物とグルメなのです。買物とーグールーメー!(しつこいから)

 え、観光・・。 なにそれ、おいしい?

(・・・)


さてはて、本日のパリは昨日の雨模様がウソのように、随分と良い感じの晴れ間が覗いております。「わー良かったねえTちゃん、晴れてるよ今日」 「やったぁ~!これで買物に行っても両手が使えるね」 「ホントホント~良かったね両手が使えて」 ←バカ2人 (いや、だって死活問題ですから)・・・


と言う訳で、本日まず向かうのは、オシャレ・ブティックがひしめくパリの中でも、高級ブランドがこれでもかと軒を連ねる凱旋門辺りとは違い、どちらかというと少しモード系入ってるようなショップが集まっているサンジェルマン・デ・プレ地区です。(有名なサンジェルマン・デ・プレ教会↓がある所ですが、そこら辺はパーフェクト・スルー)

ルーブルでダヴィンチの謎を解・・(5)_d0046693_1464469.jpg※ちなみにオレとTちゃんの旅には、いつからか暗黙の2大ルールがあり、Tちゃん=会計担当オレ=行動担当(地図を見て行く手段を考えるのと、通訳)と決まっているのですが、今回もそのルールに則り、事前に行きたい箇所をそれぞれ決めた後は、「どの交通手段を使うか」 「どの順序で目的地を回るか」 は全てオレの判断に委ねられております。(何故ならTちゃんはほとんど地図を読めないから・・・)

てな訳で、今回も地図を見ることは既に放棄し、自分の買いたいモノのチェックに余念の無いTちゃんを尻目に、オレはサンジェルマン・デ・プレ地区で自分の行きたいショップとTちゃんの行きたいショップを、ある程度網羅できる行動地図を頭の中に組み立てていたのです。が!が!なんとここで、オレの今回の旅行における不運続発・・。

ある雑誌の小さな写真を見て以来、ものすごーく行きたかった(日本に無いから)ショップを、住所だけを頼りにようやく探し当てたところ。

・・・閉店 (倒)

さらに、出発前にバイヤーのAちゃんから教えて貰っていた、大好きなクロエの靴を工場から直で下ろしているという小さなセレクト・ショップ。

・・明後日まで改装中・・・ (二度倒)


ちなみに、実はパリに来る前日、ウィーンでもオレの好きなオーストリアブランド、ヘルムートラングのショップへ意気揚々と向かったところ、

店が無い・・・(号泣)

あまりといえばあまりのコトに、すっかり打ちのめされ、凹みまくるオレ。「もういーよ私にはパリで買物するなってコトなんだよ」とやさぐれるオレに、Tちゃんもちょっと気の毒そうな視線を向けています。(でも、この後も脱力し座り込んでいるオレを放ったらかして、Max Maraで30分以上あれこれ試着した挙句、「なんか、私ばっかりゴメンね~えへぇ(喜色)」とか言いながら服買ってましたよこの人・・) (ヒドイ・・)

まあそんな騒ぎを繰り広げつつ、途中行列の出来ているクレープ屋さんで昼食兼3時のおやつを食べ、その後今度は更に高級ブティックひしめく凱旋門へ足を伸ばし、改めて2人して呆然。 
 う、うおぉ・・
こちらは天下に隠れなきまさに高級ブランドショップの聖地。ひええ。あっち見てもこっち見ても高級ブランドだらけだよう。スゴイよう。石を投げたらブランドショップに当たるよう・・・て比喩じゃなくて、ここで石投げたら、本当にもれなくどこかのブランドショップのウィンドウが割れ、即刻パリ警察に連れて行かれるよう。スゴイよう。セレブだよう。歩いてる人が、なんだか皆、中村江里子とバルト氏夫妻に見えるよう(錯覚だから)。ルーブルでダヴィンチの謎を解・・(5)_d0046693_159266.jpg

ここでオレはサンジェルマン・デ・プレの雪辱を果たすべく、大好きなPaul & Joeへ。結局、サンジェルマン・デ・プレでは、Cacharelの洋服1点しか購入出来ず、物凄いフラストレーションが溜まっていたので(笑)、ここでは即決で秋冬物コートを購入。さらにクロエの路面店に入り、そのゴージャス感あふれる品揃えに怯えつつも、ブラウンのハーフブーツに激烈・熱烈・一目惚れ。 
しかし、日本人としてすら割と小さいオレサイズは、フランスでは当然のことながら、もはや森のコビトの域なのか、「35か36で在庫あります?」と聞いたオレに対し、とても親切に対応してくれた店員のお姉さんは、残念そうに首を振り、「元々36からしかないのよね」と説明。さらに「これ、物凄く人気があって入るそばから売れるから、この店に在庫は39と、あと38しか残ってない、てことまで私、もう覚えちゃってるくらい」 と苦笑。 「でも、一応もう1度調べてみるわね」と、店の奥へ行って数分後、「やっぱり39と38しか無いわ。他のクロエの店でも同じだと思うけど、あとはセレクトショップとかで残ってるかどうか・・」

・・あう。こんなに一瞬で一目惚れしたブーツは久しぶりだったのに。 ぐすん

諦めきれず他のクロエのショップも見て回ったものの、やっぱりサイズがネックで、どこにも在庫なし。 うう・・ チキショーッ!!(←ここは小梅太夫風で)

結局、この日はここでショッピング終了。(ちなみにTちゃんは、出発前から目をつけていたというFENDIの新作財布を購入し、すっかりご満悦でした)


そして夕食をパリの下町食堂風、でも凄く雰囲気のある素敵なレストラン・シャルティエで済ませた後、ついに、この旅へ来る発端ともなった、あの超有名美術館(笑)へ。

ぬはははは。むははは。ついに、ついにこの瞬間がやってきたぜレオナルド。
待ってろダヴィンチ。全ての謎は、今こそオレが一発解決、さぁアタックチャーンス!ルーブルでダヴィンチの謎を解・・(5)_d0046693_148197.jpg

ところでこの時期のルーブルは、18時以降に入館すると入館料がお安くなるので(水・金のみ閉館も通常より遅く21時45分)、オレとTちゃんは、「どうせ今回見るのは逆さピラミッドとモナリザとグランドギャラリー、それから岩窟の聖母だし、1時間半もあれば充分でしょ」という、一般の真面目な美術愛好家が聞いたら憤死しそうなコトをのたまい、夕食後の19時過ぎにやってきた訳ですが、おお。それでも結構人多いですねえ。あらら。逆さピラミッドで写真撮ってる外国人も結構います。やっぱ考えることは誰しも同じか(笑)

そうしてとりあえず他の場所には目もくれず、(あ、ミロのヴィーナスは見た)もうひたすらモナリザへ突き進み、モナリザを放ってグランド・ギャラリーの通路をうっとりと眺め(通路かい)、岩窟の聖母の額の裏側を隙あらば見れないかとTちゃんがヤキモキしているうちに(←額にさわったら捕まるからTちゃん)、あっという間に21時半となり、閉館の音楽が流れ始めます。さらに館内の電気もまったく容赦なくバシバシ落ち始めたため、慌てて大勢の見学者と共に外へ出た後、今度はライトアップされたガラスのピラミッドとルーブルの美しさにしばしウットリ。(ホント、美しかった・・)

モナリザや、お目当ての岩窟の聖母以外にも、ダヴィンチの名作を沢山見られたし、もしやこの辺で館長大の字になって倒れてたんかなー(大の字言うな)という場所も見たし、やっぱり小説や映画の舞台を見に行くって、ただ観光をするのと違う楽しみがありますよね。
そんな話を2人でしつつ、メトロに乗ってホテルへのんびり帰り、ようやく長いパリの1日が終了したのでした~


by miyabin-k | 2006-09-25 01:56 | 旅ゆけば~
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