帰ってきた雑ぴん愚日記 |
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年末ですねえ。
すっかりスケートブログだとあちこちから声が上がり、おいらもそれで全く不服はない(笑)ものの、まあ全日本も終わったことですし、本日はこないだ観た映画とLiveのお話。 先日、今春に奇天烈・・(失礼)じゃなくて大変愉快な結婚式を挙げたTMちゃんと、「久々に逢おうよー」ということになり、ギリギリまで当日何をしようなどと決めずにいたところ、前日の夜になって、「明日レッドクリフ観るなら品川で席予約しとくよ」というメールが来たので、「おお!いいじゃん行きたかったんだよねレッドクリフ」と、一も二もなくオレ賛同。 その日の夜は、友人Oと、鶯谷での毎年恒例「EGO-WRAPPING LIVE」に行くことが既に決まったいたので、とりあえずレッドクリフは昼間ということにして、TMちゃんとは品川駅改札で待ち合わせ。 予約済ということで、品川プリンスの映画館には開始5分前に到着ですがすっかり余裕の二人です。 「お、結構空いてる?」「そだね。でも六本木ヒルズはほとんど良い席残ってなかったよ」「へー・・まあヒルズだと、ミッドタウンの夜景とかも見れるし・・混むのかね」 などとまったり話すうちに、映画予告も終了。いよいよ待望の「レッドクリフ」スタートです。 このレッドクリフという映画が、かの「三国志」中で最も有名な「赤壁の戦い」を題材にしているということは、タイトル見ればまあ分かることですが、実はオイラ、中学生の頃から大の三国志好き(笑)。 TMちゃんからは「アンタの趣味って、ホント男の子みたいだよね」とのお言葉(褒め言葉と受け取っておこう)を頂きましたが、だって仕方ないじゃん。高校時代、おいらが迷わず世界史選択だったのは、三国志好きと古代エジプト好きが高じてなんだもんよ(笑) えーと。ところでこの映画、史実そのものがあまりに有名過ぎて、オレがここに何かを書いたところでネタバレも何もあったもんじゃないとは思いますが、一応原作(この場合、「三国志演義」ではなく、本家「三国志」の方ですかね・・?)とは異なるストーリーも盛り込まれているので、ネタバレなしで感想のみを。 見終わって最初の感想。 ひぃいいいっ なんという鬼の引き! 「こ、ここで終わるか・・?」というところでぶった切られているラストにオレとTMちゃん、ちょっと呆然。職場の後輩が「オレ、これ見て『Part2だけでええんちゃう?』て思いましたよ」と言っていた意味が、ええ良く分かりましたとも。 でも・・ 面白かったんですけどオレ的にはかなり(笑) ラストの鬼に引きには呆然としたものの、だいたい三国志って、赤壁だけで終わる話じゃないし、そこまで辿りつくのに、吉川英治版「三国志(全8巻)」でも赤壁は4巻か5巻辺り(のはず)だし、むしろ良くPart2で納まったなーとか思ってた位なので、全然OKっス。 トニーレオンは、史実でも美男と言われている周瑜役としては、なかなかハマっていた気がするし、その妻・小喬(そういえば、この映画に、姉の大喬は出てきたのだろうか・・?覚えてない)を演じたリン・チーリンがまた美しいのなんのって・・・。 ちょっとお笑いだったのは、この男ばっかりの映画の中で、若く美しい女性は、この小喬と、孫権の妹でヴィッキー・チャオ演ずるところの孫尚香のみだった訳ですが、尚香が男勝りな性格なので、全てのお色気担当が小喬に集中しており、小喬出るところ、無意味なセクシーアングル満載。 ・・いや、別にどってことないシーンなのに、やたらセクシーショットだったのが逆に面白かっただけなんですけど(笑) ちなみに、諸葛亮孔明を金城武が演じるという辺り、見る前は少々不安もあったんですが、意外と心穏やかに見られましたよ。まあ、オレのイメージとしての諸葛亮は、もっと策略家で腹黒な感じ(すまん孔明ファン)なんですが、でも考えてみたら、赤壁の頃はまだまだ若いんですもんねぇ。理想に燃えた軍師、という人物像ならこういう感じもありだなーと。(・・いや、孔明が腹黒なイメージって方が、世間ではむしろ少数派かもですが・・) あとは戦争と殺戮のシーンがやたらと多くて、そこにちょっと冗長な印象を受けてしまいました。ただ実際「三国志」の中ではしょっちゅう大小さまざまな戦いがあるし、結構さらっと残酷な描写も出てきますしね・・。まあその辺りもう少し削って2時間位でも良かったかも・・とは思いますが、見終わった後、こりゃ絶対にPart2を見なくちゃ納まらんぞーという気持ちになったし、なんだかんだ言って、3時間弱もそう長くは感じなかったと言う点で、充分面白かったと思いますハイ。★★★星3つ半~! ちなみに、映画後、オイラが熱く語る「三国志」に、TMちゃんはちょっと引いて?ましたが、「小説読もうかなー」とか言っておりましたからね。むふ。 さあ 世界に広げよう 「三国志」の輪! 輪! その後TMちゃんと有楽町で別れ、いそいで鶯谷のEGOライブへ。EGOファンのOちゃんとは会場のキネマクラブで落合い、そのまま年末恒例のエゴサウンドをがっつり楽しみました。 今年は、チケットの整理番号が良かったので、前の方の立ち位置をキープでき、Vo.よっちゃん(&その歌声)をかなりの至近距離で堪能し、さらに森くんの目の前でライブを聴くことが出来ましたよう。うふうオレ幸せ。 ちなみに、LIVEは中盤からどんどんヒートアップ。いつもの通りオールスタンディングのライブのため、ノリノリで暴れ回る一部の観客達(何故か今年、いつもはあまり見ないアキバ系男子くん達が狂喜乱舞しながら参加していた・・)が、後ろから猛タックルしてきたり手足を振り回したりと、とにかく飛び跳ねまくり。 ラストの2曲前まではオイラも一緒になって飛び跳ねて踊ってたんですが、A-BOY君達のあまりの猛攻に、さすがに身の危険を感じ、やむを得ず後退。・・・ううそこだけが残念だった(涙) でも、LIVEは本当に楽しかったです。 やっぱりEGOは最高だねー ねー! ねー! (オマエ誰に話しかけているのか) ・・LIVE終了後は、近くのインド料理屋で毎年恒例のお食事をとっていたら、ダンナと通りかかったTMちゃんが覗きに来たり(実はTMちゃんは鶯谷在住なのであった・・)、そこの店のインド人店員さんが妙に面白くて、友人Oとむしろ困惑したりと、いろいろイベント満載(?)な冬の一日だったのでした。
by miyabin-k
| 2008-12-31 02:04
| TV・映画・音楽
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